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衣類に関する豆知識

No.020 レーヨンなどが水に濡れると縮む理由

レーヨン製品は、とても水を吸収しやすく、雨や汗に濡れただけで縮んでしまうことがあります。もちろん水洗いはとてもむずかしいです。
綿やレーヨンなどの植物を原料とする繊維(レーヨンは木材パルプから作られています。)は、とてもよく水分を吸収するため夏の素材としても快適です。しかし、水分を吸いこむことによって繊維が太くなり太くなった分だけ縮んでしまいます。これを専門用語で膨潤収縮といいます。この収縮はプレス作業によって回復することができますが、デザインや生地の構造によってはユガミになったり、完全に修復できないこともあります。極端な例ですが、レーヨンと同じ木材パルプを原料とする紙製品が水に濡れた場合、元の形や風合いに復元することが困難なことにもにています。
また、飲料水や雨水がレーヨン生地についただけでシミになってしまうことがあります。これも繊維が水を吸い込んだことによって、水に濡れていない部分と構造に変化ができてしまうためで、特殊な水処理によって復元する技術が必要です。


No.019 縫製部の周辺にゴム糸が飛び出るストレッチ製品

着用中の体の動きに合わせて伸び縮みするストレッチ衣料。着ていてとても楽な感じで、人気があります。これらの生地には「ポリウレタン弾性糸」という合成ゴム糸が織り込まれているのです。
ゴム糸は製品化する時点である程度引っ張られた状態になっています。この生地を縫い合わせるとき、ミシン針でゴム糸を傷つけてしまうと、着用中の伸び縮みの動きや洗濯などの機械力によって切れてしまいます。切れると、引っ張られていたゴム糸が、縫い合わせの部分の周辺に飛び出してしまいます。縫製時のミシン針には、ゴム糸を傷つけないように配慮された専用の針を使わなければなりません。また、ゴム糸は、そのまま使用すると強すぎるので、生地に織り込んだ後、ヒートセットという、生地の状態に合わせて引張強度を押さえる加工をしなければなりません。このような、品質工程を手抜きすると、ゴム糸が 飛び出してしまいます。


No.018 着用中の動きでスレたりホツレたり衣類のダメージ

衣類は着用中の動きで、縫い合わせた部分がホツレてきたり、日常生活の中で裾やヒジ、脇などがスレたりしてきます。
腕の上げ下ろしや背中などがキュウクツなデザインの衣類は、袖付けや両脇部分の縫い目に負担がかかります。また、麻製品は繊維が滑りやすいので、縫い目の糸が開いてしまうことがあります。ボタン付けの糸はゆるんでいませんか?ボタンホールの糸はホツレていませんか?クリーニングの工程で、ホツレが耐えられなくなってしまうことがあります。ヒジや脇の下、袖口、ポケットの周りなど毛羽立って白っぽくなっていないか注意しましょう。また、スレで繊維屑となっ たものは、クリーニングで落ちてしまいます。


No.017 パイプ洗浄剤はウールを溶かしてしまう

風呂場のパイプのつまりは、ほとんどが毛髪が原因になっています。このつまりを解消するための洗浄剤の多くには水酸化ナトリウムが含まれています。
水酸化ナトリウム(NaOH=苛性ソーダ)は、強アルカリ性で、タンパク質に激しいダメージを与えます。5%以上の濃度になると「劇物」となります。パイプ洗浄剤には、限度に近い4%の製品もあります。皮膚についたときはすぐに洗い流しますが、ウールやシルクなどのタンパク繊維に付いても気がつきにくいものです。そのままにしておくと、濃度が高くなります。ドライクリーニングでは落ちず、かえって乾燥や仕上げのための熱によって過激に反応して穴が開くこともあります。また、カビ取り剤、台所用漂白剤にも水酸化ナトリウムを含むものがあります。
次亜鉛素酸ナトリウムを主成分とするカビ取り剤、台所用漂白剤の原液がついた場合も、状況によっては毛、絹製品に穴を開けることもありますので気をつけてください。


No.016 羽毛製品にピンを刺すと吹き出します

よく「この羽毛布団は水鳥羽毛100%です」と言っているのをみかけますが、陸鳥羽毛が布団や衣料品に使用されることはありません。こういった場合、ダウンではなくフェザー類を主とした製品であることが多いようです。
ダウンは水鳥の胸の部分から10~15g程度しかとれない貴重なもの。フェザーと違って、軸が無く、付け根から放射状に細かな羽枝が伸び、丸い形になっています。長さ6.5cm未満のフェザーをスモールフェザーと呼んでいます。ダウンのような羽枝を根にもち、ダウンより弾力性があるので、ふっくらとした 感じをだすために、ダウンと組み合わせて使われます。
羽毛は、一方向にしか進まないという性質があり、一般の生地では吹き出してしまいます。このため生地にはダウンプルーフ加工という目詰め加工が施されています。わずかな隙間があっても羽毛は吹き出してしまいますから、絶対にピンや針を刺さないようにしましょう。


No.015 夏物衣料をしまう前にチェックしよう

汗汚れは、肌と直接触れる部分、汗が溜まりやすい部分に集中します。最も注意したいのは、首周り、少しでも汚れていたら必ずクリーニングしてからしまってください。肌の油である皮脂汚れにまみれて、変色や異臭の原因になる尿素、アミノ酸、乳酸などの成分が生地にしみついています。
ジャケットなど、衿のついている衣類は、衿をちょっと裏返して肩などの部分と色を比較してみましょう。花の色も時と共に変わっていくように、どのような染色であっても紫外線の影響などによって変化していきます。衿の裏にあった色が、製品が作られた時の色とほとんど同じ、ボトムであれば、裾を裏返して表と 比べてみれば、日焼けの状態をチェックできます。


No.014 ヘアムースが衣類につくとシミになります

皮膚に感じないほど弱い化粧品であっても、衣服の生地や染料に長く残ると、思わぬ変化を与えます。化粧品は、簡単に落ちないようにつくられています。衣類についてしまったものを、放置しておきますと、一層落ちにくくなるばかりでなく、変質してしまうこともあります。また、ワイシャツの襟まわりにつきやすいヘア・ムース、スプレーなどの樹脂剤も生地に残ると汚れを接着して取れにくいシミになってしまいます。香水のほとんどの成分は、アルコールです。染料によっては、輪ジミの原因になることがあります。除光液はアセトンという溶剤が主成分。アセテート繊維を溶かしてしまいます。


No.013 染料の色は日焼けによって退色します

太陽光線には多量の紫外線が含まれています。どのような色素であっても、紫外線によって分解される「日焼け」をまぬがれることはありません。綿、麻、ナイロンなどは、特に日焼けの影響を受けやすい素材です。また、汗が付くとその成分によって酸化が促進され一層日焼けによる退色が起きます。このことから、汗がついたらなるべく早くクリーニングするようにしていただきたいものです。日焼けによる退色を確認するためには、衿がついているものは、衿裏と肩口などの日の当たる部分を比較してみます。また、スカートやスラックスは裾裏の本来の色と比較するとわかりやすいのです。クリーニングに出す前の衣類は、その大気中に浮遊している油煙や皮脂油を表面に吸着させているので、全体に濃色化しています。ドライクリーニングすると、全体を覆った油汚れが除去されることから、日焼けが目立ちやすくなる傾向があります。また、劣化した染料が洗い落とされるということもあります。


No.012 汗の成分は繊維製品にダメージを与えます

汗の中には、さまざまな物質が含まれています。そのまま、放置しておくと大切な衣類に取り返しのつかないダメージを与えてしまいます。汗は、塩化ナトリウム(塩分)、乳酸、尿素、アンモニアなどが水に溶けたものです。水分は蒸発して、これらの成分が繊維の奥に残ります。繰り返し着用すると、繊維に蓄積され、湿気を吸い寄せて重たくなったり、硬くなったりします。また、脇の下などの汗には、タンパク質や脂質が含まれていて、分解すると悪臭を発します。汗は水でしか落とすことができません。汗がついたらすぐに家庭で丁寧に洗うか、クリーニングに出してください。水洗い禁止の製品でも、特殊な水処理で汗を落とす技術が開発されています。


No.011 雨の日に革衣料を着てはいけません。

革のコートやジャンパー、スカートなどは一般の繊維とはちょっと違います。革製品は水に濡れると縮んだり、硬くなったり、雨ジミができたり色が流れたりと最悪の状態になる可能性があります。雨の日に着用しないこと、水に濡れたらすぐ乾いた布でよく拭いてください。湿気はカビの原因にもなります。人の皮膚と同じように、すれたり引っかいたりすれば傷が出来ます。私達の傷は治りますが、皮革製品のキズは永遠に直ることがありません。また、皮革は一般の繊維製品と違って、非常に複雑な構造になっていますから汗や汚れが染み込みやすく、取れにくいという性質がありますから注意しましょう。



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